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北の果ては群馬県渋川市から大変長らく続いてきた利根川沿いの自転車道。

銚子まであと14kmの地点で終点となる、この先は舗装のされていない砂利道。

今朝、羽生からCRに入った時はほぼ無風だったが、千葉に入り海に近付くにつれ若干の向かい風に変わって、また空気の質自体も変わってきた。

そのひんやりと湿り気のある風の大元へ行くために、ラスト十数kmはもうひと踏ん張り公道を突っ切る事になる、17:22。



1日目のゴールからもうひとっ走り

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なんとか日没前に海のほんの手前までやってきた。

写真はまだ利根川の河口付近、千葉県銚子市と茨城県神栖市を結ぶ銚子大橋。


宿には18時にチェックイン予定で、荷物を置いたらひとまず海を見に行ってから改めて荷を解いて休むつもりだったが、ここまで来てこれを見てしまったらもう我慢ができなかった。

一目でいいから海を見ないと自転車降りらんない。

1時間ほどチェックインが遅れる旨を連絡し、もう少し走っていく。


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ちょっと犬吠埼には間に合わなかったが、暗くなる前に海が見える所まで出ることができた。

群馬からはるばる利根川を下って海を見たらもっと感傷的になるものなのかと思って、iPhoneで何を聞いたらいい感じに「浸れる」だろうか、なんて想像していた。

でも実際に着いてみたら、興奮でそれどころではない。

自分の自転車を持ったばかりの子どもみたいに、とにかく「こっちがいいかも」と思った方へとにかくめちゃくちゃに走って海が見えてヒャホー!って草むらに横倒しに自転車を置いて写真撮りまくっていた。

日が落ちる寸前の海の色がとても不思議な反射をしていて、角度を付けて何度撮っても今見えている色に撮れない。

それが妙に新鮮で、不思議で、残念で、何枚も同じ場所でシャッターを切っていた。


19時にチェックインした後は、くたびれて動くのが嫌になってしまう前にジャージを洗って部屋に干し、一通りのストレッチまでを一気にやった、後は飯食って寝るだけ。

土曜の夜だけあって居酒屋はどこも混んでいて満席、空いていても1人で入れる雰囲気でもないので、ぶらぶら歩いて目についた小料理屋に入ってみた。

これだけ漁港が近ければどこ入ってもそれなりの魚が出てくるだろう、と刺し盛りを頼んで地元の日本酒で一杯やった。

何もかも旨い、鯵もビントロも金目の炙りも旨かった、一切れ一切れ惜しむように食べて惜しむように飲んだ。

いい気分になってママや定連さん相手に話していて、群馬から自転車で来たと言ったら驚かれた。

そりゃそうだ。

「じゃあ休暇でも取って?」と聞かれたので、「いや、土日で」と答えたら二度驚かれた。

そりゃそうか。

普通は1日で群馬からここまで来るとは思わないわな。



2日目、3時半に目が覚めた

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疲れを持ちこさないように、宿に戻ったら10時くらいにはさっさと寝てしまった。

目が覚めたら3時半、日の出は4時半頃なのでまだ外は暗いが二度寝できそうな感じもしなかったので、ぶらっと外に出てコンビニでおにぎりとお茶を買い、歩いて銚子大橋が見える所まで出た。


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じわじわインクが写っていくようなグラデーションの変化を眺めながらおにぎりを食べ、画になりそうな日の出ポイントを探して歩いてみる。


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再びこのポイントまで戻ってきて、ふと「銚子大橋を渡ってみるのもいいかも」と思うが地図を見てやっぱ止める。

予定と真逆に進んでしまうと、とてもじゃないが今日中に帰れる気がしない。

それこそ長期休暇でも取ってきてればもっと気ままに動けるんだけど。

いつかそんな、遠くに見えるあそこへ行ってみるような風吹くままのロングライドもしてみたい。


5時ごろ宿に戻って、横になっていたら少し二度寝。

6時半にチェックアウトして、2日目、海岸線に沿って九十九里までの予定。



(つづきます)


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