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すっかり仕事の忙しさから解放されたら、今度は乗る方が忙しくなっちゃったのでチンタラ書いてしまった奥武蔵グリーンライン編。
この1週間後にまたロングライドに出てるし、もうすぐハルヒルもあるしでしばらくブログネタは安泰。
で、白石のマッチョな空気からケツまくって逃げ出し、無事定峰ゴールにたどり着いたところで、グリーンライン・エクストラステージ「ファームライン」に入ります。
ゆくぞのんびり高原ライド、めざせ牧場ソフト。
裏切りの激坂
ヒルクライムのいろはを榛名山で覚えた僕にとって、激坂のベンチマークとはすなわち榛名神社過ぎの14%ゾーン。
もう、体にしっかりそう刻み込まれているので、「おぉ、ここしんどいな、斜度やべー」と思ったらだいたい14%前後の数字がサイコンに出ている。
定峰峠を過ぎて下りルートに入り、少し進んでから秩父高原牧場へ向かうルートへ左折。
そして完全に不意打ちで現れる16%超えの激坂。
まだ勾配を知っていれば、心の準備ができていれば違ったかもしれない。
でももうグリーンラインを越えて気持ち的には「やれやれどっこいしょ」になってましたんで。
誰もそんな事言ってなかったけど優雅な牧草地ライドを夢みてこっちに来てますんで。
そこにこれはないっすわ、瞬間点には20%以上出てますやん。
「ふっざけんなよぉ……き、い、て、ねぇぞぉ……」
誰もいないので自然に対する怒りというか愚痴をぶつけながらヘロヘロになって乗り越える。
斜度が少しこなれてくると(それでも10%前後あったけど)、突如舗装が終わっている区間もある。
幸い100m程度だし、危なっかしい石ころにだけ気を付ければゆっくり通過できた。
そして、ほぼ平坦(3~4%程度を指す)で見晴らしがよくなってきたな、と思ったら、
牛である。
12:35 牧場ソフトゴール/帰路
写真を撮る前に我慢できず1口いってしまった。
ライド中に食べるソフトクリームはなぜこんなにうまいのか。
で、牧場で一休みしたら今度こそたいした坂はない。
ぼちぼち登ってあとは下り基調で、爽やかな高原に別れを告げるだけ。
下りの途中で道を間違えて登らなくていい14%を約1km登るのは自己責任である。
途中、二本木峠のヤマツツジなどを愛でながら、標高が下がるにつれて辺りが「むあっ」とした空気に入れ替わってくる。
この日の最高気温は30℃近く、秩父・長瀞の国道140号に出てきた頃で1:30、暑くなってくる時間帯だ。
けっこうのんびりしてしまって、店を探すのも面倒だったので手早くコンビニ飯を済ませて帰路に着く。
15:00 「道の駅はなぞの」でお土産を買い買い、
(秩父プリン、左より [イチゴ] [白桃] [マンゴー]。他にもたくさん種類あり、美味)
んで利根川CRに入っていつもの帰り道をえっちらおっちら走っていたら、すっかり夕暮れ時になってしまった。
(自宅まで10km付近、17:30頃)
トータル125km 1900mアップの行程でした。
ここまで獲得標高を稼ぐライドは昨年のケガ以降初めてで、自転車の季節本番を迎えるにあたっての不安もいくらか解消された。
まだ少し膝は痛くなったけど、うまいことやっていきましょう。
(おわり)
今回のルート(国道140号線に出るまで)
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