尻を強打したけどロングライドがしたい
10/30に調子こいてダウンヒル中にすっころんでケガして以来、3週間ほど脚を引きずっていたもののやっと復調してきた。
先日利根川CR(サイクリングロード)を50km走ってぜ~んぜん大丈夫だったのでこれはいけるなと。
本格的に寒さがやってきて、絶好のシーズンを棒に振りきってしまう前にロングライドいけるなと。
持ち前の頭の悪さで計画を立てることにした。
とはいえ嫁にはしこたま怒られた。
怒られたっていうか、もう見離される2歩手前くらいの気配があった。
ので峠NGとして、峠NGの上で「あ、それいいじゃん」って言わせるような目的地とは何か?
それはお菓子だ。
正解は越後製菓、と昔の人も言っていた。
目的地は川越に
ケガの療養中にGoogleMapを開いて「あ、川越ってけっこう(自転車で)行ける距離だな~」とか嫁をチラ見しながら言ってたら
「じゃあべにあかくん買ってこられる?」
って食いついてきたのを思い出した。
よーしじゃあリュック背負って行ってきちゃうぞ!
お芋のお菓子でパンパンにして帰ってきちゃうぞ!
川越まではほとんどCR沿いで行けるから安全!
あ、なんか天気もいいみたい、風もあんまり吹かないって!
口でそう言いながら、手ではStravaでルートを引いて、サラリと日曜の予定を埋めた。
出発
11/26 07:19 予報通りの快晴、風もほぼなし、気温は6℃くらい
装備はボトル1本(水)
ツール缶(チューブ、CO2ボンベ、パンク修理キット一式)
あと緊急用の輪行袋をサドルに。
リュックに補給食、ライト、チェーンロックなど、かなりスペースを残して(お土産用に)。
ベースにジオライン、ミドルが春秋用の長袖ジャージ、アウターにモンベルのサイクルジャケット。
防風パンツの下に、迷ったけどタイツ履いておいた。
まずは前橋の自宅から走り慣れた利根川CRを南下。
本庄辺りだけど、ここが好きなポイント。
ほぼ一直線が数kmに渡って続いている。
無風だと28km/hくらいで黙々と巡行になるけど、この日は若干の追い風で30km/hくらいで走っている時が気持ちよかった。
ちょうど追い風の速度に合わさって、走っているのに無風になる。
息も切れないし乳酸が溜まるほど脚使わないからずっと同じペースで走れる。
朝早いので人ともすれ違わない、ロードノイズ以外まったくの無音。
「線分AB上を時速30kmで移動する点P」みたいな気持ちになる。
日曜の朝にただの点Pになるのは、なんというか、こういうおじさんには貴重で、大事なことではないかと思う。
(続きます)
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