2020-02-03 07.50.29


2020/2/3

朝8時前、利根川から赤城山を望むいつもの光景。

天気は申し分なく、この時期にしては気温も高いらしいが、山にだけ雲が残っている、まあじきに晴れるだろう。

以前登った赤城の最高峰・黒檜山ではなく、今回は手前の鍋割山。

標高も1332mと前回よりだいぶお手軽、ではあるが、パニアパッグには空の2Lペット×2本。

さてどうなるか。



とにかく重いザックを背負ってたくさん歩こう

2020-02-03 09.21.36


今年の目標を「谷川馬蹄形縦走」と決めて、道具の目星はあらかた付いてきたものの「あれとこれと~」つって全部ザックに詰めてみるとやっぱりパンパンになる、マットは外付けだな。

で背負ってみると、えっ、めっちゃ重い。

谷川馬蹄形ルートは1泊2日、両日とも10kmを超える距離を歩く事になる、稜線上に出たってなんだかんだアップダウンも多い。

テン泊装備を背負って、計画や道具よりもまず体力的に対応できるだろうか。


2020-02-03 15.35.48


スタート地点の富士見総合グラウンドに到着して、その辺の水道から2Lペット×2に水を汲む。

飲料用には別に2Lビニールバッグに入れてある、計6L=6kgを荷物にプラスする。

前日に計量しておいた荷物量から、トータルで12kgくらいになるだろうか。

これを背負ってたくさん歩く、とにかく歩く。



これまでの山行はコースタイムを参考にしてもだいたい2/3くらいのタイムで歩けていたし、予定を立てる時も多少まいていける想定でいた。

がっつり背負った状態でどれくらいペースが落ちるのか、コースタイムより落ちるようなら谷川馬蹄形はもろもろの難易度が上がってくる。


赤城国際CCを過ぎた所にある登山口よりさらに手前からスタートしてまず舗装路を数km、その後、鍋割山~荒山高原と周回してまた同じ舗装路を下ってくる。

トータル何kmくらいになるかわからないが、まあ日が暮れるまでには戻ってこられるだろう。

結局後で確認したら16kmくらい、累積獲得標高は1000mくらいだった。



鍋割山山頂まで

2020-02-03 09.41.07


登山口までは道幅も狭いが、ゴルフ場の中を突っ切るような道なので交通量はほとんどなく歩きやすい。

帰りはここに散々苦しめられる事になるのだが、行きは消耗も少なく、ザックは重いがなるべく筋力ではなく重心の移動で登っていくのを念頭に置いて進む。


2020-02-03 10.27.49


だいたい想定通り、1時間ほどで登山口。

土の上は歩きにくいがやはりしっくりくる。


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登山道に入るとすぐに景色が開ける。

暖冬のおかげで雪はないが、雪解けの地面がズルズルにぬかるんで滑る、ふんばりが効かない。


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幅の狭いルートを登り始め、振り返るとすぐに絶景。

赤城の南面に沿ったこのルートはずっとこの景色を背負いながら高度を上げていく。


2020-02-03 11.26.48


後半はほぼ岩場、脚の負荷を軽くしようとトレッキングポールを持ってきていたんだが正直邪魔だった。

ここまでも道幅が狭いので突くポイントが難しく使いづらい。

持っていると危ないポイントではザックと背中の間に簡易的に仕舞って通過したが、山頂まで登り切って考えてみると、この間は出さない方がよかったなと思った。


2020-02-03 11.37.42


岩場を抜けると再び、山頂までズバッと視界が開ける。

しんどい、重い、さっきから両ふくらはぎがピクピクしている。

「静移動、静荷重」と心の中で繰り返し唱えながら登っているが、少し気を抜くとつい下腿三頭筋で体を持ち上げようとしてしまいビキィ!と反動がきて、ビキィ!って顔になる。


2020-02-03 11.49.23


最後の階段を何とか越えて登頂、重い、景色はいい、気持ちのいい山頂、ザック降ろしたい。

山頂の芝生の切れている所はズルズル、汚れなさそうな場所を見つけてマットを敷く。


今回は本番の状況に近付けるために、腰を下ろして取る食事は簡素にカレーメシのみ。

あとは食後にココアを沸かして終わり。

その代わり行動食多め、柿の種をジップロックに詰めてシャリバテしないよう足を止める度に二口くらい小マメにポリポリ食べていた。



荒山高原~下山

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昼食を終えて再出発、天気がいいので結局ゆっくりしてしまったが時間的には遅れなし。

ピークを越えて北面のルートに入るので残雪がけっこうある。

踏み跡が多いので雪の上を歩く事はほぼないんだが、雪がなきゃないでぬかるんで結局滑る。


2020-02-03 12.47.00


景色が開けると今度は荒山・地蔵岳が目の前に。


2020-02-03 12.47.44


視線を左にやると谷川山系が視界一面に広がる、ちょっと心が震える絶景。

自分はあそこに行こうとしてるのか、そのためにこんなクッソ重いザックを背負って、飲みもしない水を背負って、こんなとこまで歩いてきて、もう絶対行こう、あそこに。

と思っていたら、ぬかるみで滑った拍子にトレッキングポールを踏んづけてひん曲げてしまう。

おぅ……

逆方向に少し曲げ直してみて、一度無理やり縮めてみたら二度と伸ばせなくなったので諦めて仕舞う。

ここから登山口までは1本。


2020-02-03 13.11.02

2020-02-03 13.37.15

2020-02-03 13.58.11


その後もちょいちょい滑りながら、転ぶ事はなく荒山登山口まで下りてきた。

ふと思ったが、残雪があった場合を考えて4本爪の軽アイゼンを持ってきていたんだった。

ぬかるみもコレ使えば良かったんじゃないか、もう遅いけど、もっと早く気づけ。


ここから再び舗装路で富士見総合グラウンドまで戻る。

下りの舗装路は足にくる、ザックの重量もあって痛くなってきた。

何度か(もう山はクリアできたんだから水全部捨ててもよくね?)という囁きが聞こえるが、うるせー!バカ!足痛い!と軽くキレながら歩く。

歩く歩く、こんなに長かったっけ、と思いながら歩く。


2020-02-03 15.32.07


出発からちょうど6時間くらいでデポ地に戻ってこられた。

コースタイムよりちょいまき、よしよし。

帰りのボトル分以外、トイレに水を全部捨ててめちゃめちゃ背中が軽くなる。

「羽がはえたよう」なんてよく言うが、肩甲骨あたりを上に持ち上げられているみたいな感覚、あ゛ー、めっちゃ軽い。


本番までにはこれを2日続けられるようになりたい、体力的にも精神的にもマージンが欲しい。

引き続きがんばります。




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