2019-08-17 09.34.56


昨年、2019年末に仲間内の忘年会で「来年の目標を発表しあおう」ってな流れになった。

いくつでもいいし、どんな小さな事でもいい、段階的でもいい、Aをする、そのためにまずBをする、その準備としてCをする。

最終的にZが「新しい靴下を買う」でも何でもいいから口に出して、また来年の忘年会でどれだけできたか答え合わせをしよう、というような話だったと思う、はっきり覚えてないけど。

以前から何となく考えていた目標というか願望があったので、酔いの勢いもあってまず真っ先にぶち上げた。

「谷川馬蹄形縦走をします」



2020年に谷川馬蹄形縦走をします、テント泊で

2019-08-17 09.33.27


谷川馬蹄形縦走コース

当然、僕以外のメンツは山登りなんてしないので「谷川馬蹄形縦走とは何か?」を説明する事にはなったんだが。

それが今の自分のレベルに対してどれくらい大変なのか、そしてどれくらい憧れのルートなのか、何杯目かのハイボールをあおりながら説明する事はとても難しく、とにかくやります、やってやりますよ、という熱意だけ見せておいた。


実は昨年の8月に谷川岳の玄関口、天神平までは行っていた。

嫁を連れてのハイキングみたいなもので、ロープウェーで天神平まで上がって、散策がてら山頂までのルートを歩いてみようという感じだった。

嫁の体調不良もあって山頂など程遠い手前で引き返してきたんだけど、それでも谷川山域の連なる稜線を眺めて、そこを辿る馬蹄形縦走はどんなに素晴らしいものだろうかと心が躍った。


2019-08-17 12.23.03


何度か行った一ノ倉沢、世界で最も多くの死者を出しているというこの岩壁の上はどんな景色なのか。

「いつか行ってみたいルート」くらいに思っていたが、テン泊装備を揃えた事で後はやる気と体力と工夫次第で行けてしまうわけだ。

そんな輪郭がうっすら見えてきた頃に上がった忘年会での「2020年の目標」。

じゃあこれにしないわけにはいかない、そう思って口に出してみると、なるほど確かに現実味を帯びてきた。

そうか、行くのか、じゃあ行くための準備をしないと。



決めてしまうとサボらなくなる

年のしょっぱなからインフルエンザで2週間ほど何もできない日が続いたが、調子が戻り毎日のように「やるべき事」を探している。


まずアクセス方法からルート・計画。

日本三大急登と言われている西黒尾根も登ってみたい、途中ぐんま百名山の大源太山にも寄り道してピークハントして、などと無邪気に考えていたが、どうもそれは楽観的すぎるらしい。

テン泊縦走、という時点でもう冒険なので、自分がこれまで通りとか、ましてやこれまで以上に好調に行動できるなんて考えない方がいい。

毎日のようにその実現性をシミュレートしては、たまに内容を更新する。


年間のスケジュールについても考える。

谷川馬蹄形までに、最低一度は実際にツェルトを立てて一晩過ごしたい、つうかその前に立てる練習もしたい、二日続けて山で活動してみたい。

本番を何月にするか、じゃあその前にここに行ってここに登ろう、なら春になる前にはここまで、とりあえず近所の河原で立ててみよう。

6~10月くらいが今の装備で馬蹄形に臨めるレンジだと思うが、どこを本番にするかで各段階の予定も変更になる、これも日々更新。


トレーニング。

インフルで体がすっかり鈍ってしまい、悪い休みグセが付きそうだったので毎度「谷川」「馬蹄形」と頭の中で唱えては、平日の夜もバイクを回したり筋トレしたり。

今日1日楽をした分で、群馬-新潟の県境上で途方にくれるかもしれない、と想像すると、つまり自分を人質に取るような手で、続けられる。


なるほど。

決めてしまえば、しかも段階的にいくつも「やる事」を掲げてしまえば、サボらなくなる。

忘年会でのあの発表会の効果は、こういうものなのかもしれない。




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