山を渡る -三多摩大岳部録- 2 (ハルタコミックス)
空木 哲生
KADOKAWA (2019-12-13)
売り上げランキング: 1,766


第1巻からきっかり1年で、ようやく2巻が出た『山を渡る』。

マジで「やっとか!」と思った。

隔月連載で1巻あたり6話入っているとなると、まあそりゃ年1ペースになるか。

そんなジリジリした「待ち」の気持ちにしっかり応えてくれる面白みが詰まっていた。



マーブルな面白み

山マンガ『山を渡る -三多摩大岳部録-』が面白い!っていうか空木哲生作品が全部面白い!って人のレビュー


第1巻を読んだ時に「アウトドア系マンガをざっくり硬軟(ガチ or エンジョイ)に分けると『軟』のマンガ」と言ってしまったが、まあ身も蓋もないけどあれは嘘だった、全然そんな事なかった。

かといって「ガチガチのガチ山マンガ」かと言うと、これもまあ読めばわかるが全然そんな事ない、むしろ未経験者でも読めば登山してみたくなる、月並みだけどそんな、読者にそろりそろりと忍び寄ってくるアプローチに溢れている。


じゃあ何かっつーと「どっちもなんだな、うん、これはどっちもなんだ」と。

テイストの硬軟、初心者・経験者、道具の新旧。

場合に寄っては 《老害 - ニワカ》 なんて詰まらない対立を生みかねないそれぞれの目線が、「山岳部」という趣味でも仕事でもないようなあるような環境の中で上手く重なりあってマーブル模様のようなストーリーになっていく。

「あるあるw」と思った数ページ後に「なんじゃそら?!」と思ったりする、でトータル何かっていうと「山めっちゃ好きなんですね……」という事が伝わってくるという。

内容に具体的に触れられないので、これでちゃんと伝わるのかもわからないが、まあ面白いです。

2020年末までにはぜひ第3巻を。


あと作者の空木哲生さんってどこにもプロフィール的なものが無いし、wikipediaも無い。

けど今月の山渓「100人で選ぶ、名山100」という企画内で1ページだけ、あまり読めない地の文章で自身の過去の山行について書いてらっしゃった。

このための特別カットも載っていたので、興味のある方はこちらも併せて。





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