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勝手に「ライドアンドハイク」と呼んでいる、自転車で登山口まで行って山に登って帰ってくる遊びのおもしろさ(もしくはめんどくささ)を解説する第4回、忘れてたわけじゃないよ。

この間のamazonサイバーマンデーでついに決心してツェルトとシュラフを買った。

特に「絶対全部登ってやるぞ!」と決意したわけではなく、何となく始めたぐんま百名山ハントだが、当然と言えば当然で近場の低山のストックは回を重ねる毎に減っていく。

2020年、そろそろそんな時期にさしかかっているのだと思うわけだ。



そろそろテン泊しなきゃいけないのがめんどくさくておもしろい

休みとなれば一日中外に出てしまう僕だが、家が好きだ。

一日中外で遊んで、帰ってきた家が好き、くたくたになって寝る家が好きだ。

だが先日の内山峠ライドに出てみて、やっぱりあそこから想定4時間山に入るのはキツい、日の長い季節なら可能かもしれないがズタボロになる。

しかも日の長い季節=水の消費量が多い季節、でもあり、つまり積載量のトレードオフ法則において登山口までのライドが過酷になる。

時間に追われて登って下りてをこなすのもしんどい、楽しくない。

まだ日帰りで行ける山はあるが、限界が来るのはそう遠い将来の話ではないのだ。


というわけで、2020年をテン泊元年とするべく冒頭のアイテムを買った。

やはり第一に重要視したのが重さ、それからコンパクトさ。

なのだが、軽量テントは1kgを切るラインとなるとまあお高い、ヘソクリがふっとんでしまうくらいお高い。

そして1kg未満の物でもやっぱりちょっとかさ張る、フレームもあるしフライシートもあるし、どうしたってコンパクトさには限界がある。

悩んだ末に、初心者にはハードルが高いとされるツェルトを選択した。

暖かくなるまでにじっくり立て方を練習しないと。


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他にも携行品をなるべく軽量コンパクトにするべく道具を見直している。

シングルガスバーナーも何度か持って山へ行ったが、やはり重い。

ここはポケストで行こう、ということでホムセンでアルミ板を買ってきてコンパクト風防を作った。


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バラせばこのサイズ。


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あと100均のアルミ製クリームコンテナ(平たい缶)で作ったミニアルコールストーブ。

中に詰まっているのはスチールウール(スチールたわし)、中蓋は缶コーヒーのアルミを加工して作った。


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中に収納してギリ畳める。

これに固形燃料をいくつか携行してもかなり軽くてコンパクト、ソロ1泊くらいならこれで十分いけるだろう。


ある程度スタイルができつつあったライドアンドハイクだが、更に要素が増えて考える事が多くなってきた。

もう家でアルミ缶をジョキジョキ切っていても、嫁は何も聞かなくなってしまって、心地いいやら寂しいやら。


ちなみにコンパクト風防とミニアルスト、どちらも僕のアイデアではなく検索すると同じような物を作っている人がたくさん見つかると思うで、興味のある方はそちらを参考にしてください。

山とかテン泊とかじゃなくても、ちょっとハイキングした先でもササッとお湯沸かしてコーヒー飲めたりできるギアがポケットに収まるというのは、なかなか気持ちいい。