2019-10-06 07.58.45


2019/10/6

台風19号が来る1週間ほど前、天気がひじょーにビミョーだったんだが予定通り出かける。

前回前々回と日本百名山にも入るような人気の山が続いたので、人の多さにちょっと飽きてきた。

仕事が立て込む時期で精神的にくたびれていたのもあって、静かなローカル山をぽつねんと歩きたかった、誰ともすれ違わない山行、最高だ、それこそ理想。

向かうのは群馬と栃木の県境にある根本山。

ライドもハイクもちょっと距離長めなので早めのスタートで6:00。

最近の日没時間を考えると、これでも明るい内に帰れるかどうかというところ。



ライド ~不死熊橋登山口まで~

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ライドパート往路は約55kmで800mUP、不死熊橋登山口へ。

「不死熊橋」という橋が実際にあって、それに関しての面白い話も聞いたんだがちょっと長くなりそうなのでまた別記事で。

鳴神山の時に開拓した前橋~桐生間ルートでズバーンと桐生に入り、梅田湖へ登っていく県道66号線に入るところ辺りでだいたい2時間半。


2019-10-06 09.12.26


梅田湖。

桐生に入ってから路面はウェットだったが、山に近付くほどにアスファルトが湿っていく、空気もじっとりしていく。

この辺りはもう雨も止んでいるが、山頂付近はどこも雲がかかっている。

なかなか湿っぽくなりそうなコンディションじゃないの。


2019-10-06 09.32.25


梅田湖を過ぎても黙々と桐生川に沿って登る。

勾配は若干キツくなるが、それでも10%を超えるような箇所はほぼなし。

「登りはリズム、山の余力」の2点を念仏のように頭の中で唱えながら黙々と登る。

登山口に近くなるほど道幅は狭くなりガードレールも無くなっていく。


2019-10-06 09.57.58


つうわけで到着、自宅から3時間半ってとこか。

右奥のゲート、と呼んでいいんだかなんだか簡素な車止めの方から林道に入る。

すぐ脇にある駐車スペースに車が1台、自転車を停めて準備しているともう1台やってきた、山慣れしてそうなおじさん2人組。

どうやら静かに登れそうである。



ハイク ~雨の山行~

2019-10-06 10.28.29


林道を少し通って、登山口の名前にもなっている不死熊橋に案内板。

ここから登山道スタート、まずは根本山山頂を目指す。

山頂まではここを起点に初心者向けの中尾根コース、上級者向けの根本沢コースに分かれている。

沢コースはその名の通り沢登りコース、ジャブジャブと沢に浸かるわけではないが梯子あり鎖場ありのハードコース。


計画段階でチャレンジ精神というのか、ここでレベルアップしてみたい欲が出そうになる。

が、今回はとにかく静かに淡々と歩きたいのが目的だと思い出し、中尾根コースからの山頂数珠つなぎルートにする。

天気も良くなさそうなので沢コースだと本当に危なかったかもしれない。


2019-10-06 10.53.13


登山口から間もなく、10:30頃。

雨上がりのせいか蜘蛛は全く見なかったのだが、この3D蜘蛛の巣がいたる所に張られていた。


2019-10-06 11.02.13


800m付近から周囲に雲がかかり始める。

眺望は期待できないだろうが、これはこれで違った風景が見られる。

なにより静かだ。


2019-10-06 11.18.05


1000m付近、いよいよ雨に変わってくる。

日の当らない方角は、斜面がゾッとするような色の影に覆われている。

道自体は何でもないのだが、どことなく魔境感。


2019-10-06 11.43.18


沢コースと交差する十字路。

ここを登れば山頂、雨粒が大きくなってきたのでさすがにレインウェアを着てザックにカバーをかける。


2019-10-06 11.51.10


山頂、だいたい登山口から1時間半というところで正午少し前。

まあそうだろうな、とは思っていたが雨は止まないし、止む気配もないし、雨宿りできる屋根もない。


うーむ、コースタイム30分くらいだし、とりあえずこのまま十二山まで行ってしまおう。

その内に止むかもしれないし、どこかに東屋でもあるかもしれない。

と、カキピーをポリポリやりながら稜線を歩くことに、雨、もちろん誰ともすれ違わない。


2019-10-06 map1


ちなみにルートはこんな感じ。

十二山に向かえば、そのまま熊鷹山まで行ってから下りてくる事になる。

雨とはいえ、自分の理想通りの山行にテンションが上がり、カキピーだけでまだまだ歩ける気分。



引き続きハイク ~屋根探しとスピード下山~

2019-10-06 12.11.22


予想、というか希望的観測とは裏腹にますます強くなる雨の中小さな祠に出くわす。

あまり良くないコンディション、ろくに人もいない山の中、危ない事をしている意識はとりあえずあるので手を合わせていく。


2019-10-06 12.20.24


20分くらいで十二山。

マジでこれだけ、まだまだ雨、どうしようもない。

もうここまで来たら行くしかない、熊鷹山まで行くしかない。


2019-10-06 12.42.05


十二山から更に20分くらい歩く、もうここまで来るとテンションもブチ上がってきた。

むしろ最高、今日やりたかった事が完璧にできている。

誰ともすれ違わない、僕が1人で勝手にここにいるだけ。

なんて勝手な人間なんだ、最高だな。

斜面の下の方から「プギイイィィイイイ!!」みたいな鳴き声が聞こえてめっちゃビビる。

めっちゃ熊鈴鳴らす、怖。


2019-10-06 12.43.07


十二山から20分ほどで熊鷹山。

この日唯一眺望が期待できそうだったここも、当然ガスっていて真っ白、東屋もなし。

しかし展望台がある。


2019-10-06 12.46.02


展望台があるのである。

とりあえず何もないよりマシ程度ではあるが、展望台の下にもぐりこんで昼食。

昼食というより補給、そろそろ何か入れとかないと帰りの体力が続かない。


手早くカレーメシで済ませて下山の見通しをつける。

再びザックを背負って13:15、登山口までのコースタイムは2時間弱。

「目標14:30だな」

雨のぽつねん山行も満足したので、本気のスピード下山モードに入る。


2019-10-06 13.32.26


林道合流地点まで30分のところを15分で一気に下る。

あとは林道をテクテク歩いていくだけなのでチョロいもんよ。


2019-10-06 13.56.46


と思っていたら超でっかい落石に出くわす。

100死ぬサイズ、当たり所がよくても沢に突き飛ばされて死ぬ重量。


2019-10-06 14.12.05


とビビっていたら濡れた鉄板で滑る。

一瞬宙に浮くくらい派手に滑って転ぶ。

超痛い、アンダーシャツの肘が破れる、ぐおお。

水で洗って絆創膏を貼る、でもがんばる、もうすぐだからがんばる。


2019-10-06 14.39.07


で下山してきたらめっちゃ晴れてる。

降った形跡すらない。

んで、ちょうど14:30。


いやー、まあ満足した。

右肘がジンジンしてるけど満足、気が済んだ。

ってな1日、また天気のいい日に沢コースにもチャレンジしてみたい。




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