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2019/5/18

オフシーズンの間からあれこれ計画を練っていた赤久縄山(あかぐなやま)ライドアンドハイクにいよいよチャレンジしてみる事にした。

以前登った稲含山御荷鉾山の更に西側に位置する、多野郡~甘楽郡を分断する御荷鉾山系の最高峰、1500mちょいの山である。

自家用車で登山口までアクセスしてしまえばどんだけでも楽できるんだが、ライドアンドハイクとなると全く逆でどうルートを取ってもしんどい。

今後のライドアンドハイクを展開させていく上での試金石としても、いっちょやってみっか的なノリでライドパートにダートを入れてみたりした。



計画・50km1400mUP+2kmのダート

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(ライトパートのルート、青が往路 クリックで拡大)


どうルートを取っても距離もあるし時間もかかる。

ライドとハイクの割合をどのように割り振るか考えた結果、ライド50km1400mUPの後、山頂までハイク20分というほぼライドに全振りの構成にしてみた。

しかもラスト2kmはスーパー御荷鉾林道のダート部分(登り)である。


クロスバイクで山へ行く事を考えた時に、キャリアと一緒にタイヤをグラベルキング28cに変えたのは、いずれ来るダート走行も想定しての事ではあった、確かに。

何なら当初は32cで考えていたが、なんだかんだ走行の大部分は舗装路になるだろうし、そこでの巡行性能を取って28cに落とした(というか上げたというか)のだ。

レビューを漁ると28cでも多少のダートなら全く問題ないらしい、普段は前5.5後6.0で入れている空気圧を前後0.5ずつ下げての出発とした。


続いて距離と獲得標高。

これまでのライドアンドハイクはだいたい自宅から40km程度の距離圏内、獲得標高もせいぜい1000m程度までのところを目安に選んでいたが、当然このまま潰していけば先細りしていくのは目に見えている。

ただこれより距離や獲得標高を上げた(しかも山装備の20kg近いクロスバイクで)場合の時間や余力がイマイチ読めない難点があった。

今回、ハイクを極端に絞る事でマージンをたっぷり確保し、とにかくライドの行動半径を広げる、そのマイルストーンを置く事に全振りしたと言ってもいい。

ハイクはコースタイム片道20分、以前の高間山方式を取り入れ登山靴は置いてSPDシューズ+簡易スパイクで行く事にした。

クッカー類も最小限に留めて、その分ハンガーノックと水不足が怖いのでしっかり補給食を持つ。

それでも靴が1足無い分、重量は比較的軽めにはなった。



ライド・鮎川を遡上する

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8:30

自宅を出て1時間ちょいくらいで県道175号線に入る。

赤久縄山から流れる鮎川に沿って通っているこの県道を、その源流に向かって遡っていく形になる。

前に子王山へ行った時に見た二千階段という文字が目に入る、今度は自転車で来ました。

まだまだこの辺りは平坦なのでぐいぐい進む。


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9:10

みかぼ森林公園(今回の登山口がある所)までの距離を示す案内板が現れる辺りからぼちぼち登りらしい斜度が付いてくる。

この17kmでちょうど1000mくらい登る事になる、いよいよ本番。


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10:10

写真撮ったり補給食食べたりしながらちんたら1時間で9kmくらい進む、大山祇神社の脇。

まだ登りは500m以上残っているが、頭の中では常に「余力……余力……山登りの余力……」と唱えながら進んでいる。

ここで出し切ってしまっては今後の参考にならない。


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10:30

だー、しんどい。

距離感がしんどい。

いよいよ赤久縄山へのアプローチに入って斜度も上がってきた、9~10%辺りがちょいちょい。


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11:00

ダート入り口に到着。

少し息を整えてから突入する。


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入って100mほどこそこんな感じだが、


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すぐにこんな道に。

回しにくい上にそこそこの登りでもあるから速度は出せないし、速度が出ないと転倒が怖くって余計な力が入ってしまう。

デカい石を避け、なるべく路面の滑らかな箇所を探してうねうね進む。

振動も大きいので常に軽く腰を浮かせ、ペダルに乗っている感じ。

このダート区間、実際には20分もかかっていない程度だったのだがどっと疲れた。


この状況に慣れてくると、確かにMTBやらでオフロードを走っている人はペダリングが上手くなる、体幹が強くなるという意味がわかってきた。

軸をバシッと固定してペダルは滑らかに円運動させる、当然の事だがこれが安定した走行のポイントであり、これの「できてなさ」がモロに自分の体に跳ね返ってくる。

少しだけコツが掴めてくると、だんだん面白くなってきた。

これいいな、またどっかダート探して行きたい。


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と、オフロードをこねくり回して格闘しながら何とか展望台の入り口までやってきた。

赤久縄山、山頂の展望はあまりないが、みかぼ森林公園の展望台からの眺めはいいらしい。

ちょっとデポして歩いてみる。



昼食~小ハイク~ダウンヒル

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ご覧の天候であまり遠くまでは見渡せなかったが、それでも山々を見降ろす高度感はなかなかのもの。

なんだかんだ7時過ぎに家を出て、ここまで4時間ちょいかかってしまったな。

50km1400mUPで4時間、しんどいけどまだ余力はしっかりある、とりあえず一つの基準にはなった。

時間も時間なので、昼食を取ってからサクッとピークハント、で帰宅という予定で動く。


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荷物の軽量化を図った結果、OLのランチみたいになってしまった。

東屋で湯を沸かしていると、バイカーのおじさんがやってきてしばらく話す。

今は横浜に住んでいるが(この日もそこからツーリングしてきたそうだ)、以前は前橋にも住んでいたとのこと。

僕は前橋から来たと言うと「前橋から?!」と驚かれてしまったが、もうこういうリアクションも恒例だ。

「じゃあ気を付けて」とお互い声をかけあって、こちらは山頂を目指す。


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12:30

登山口近くまでまた少し移動して、適当な木に自転車をロック。

いちおう水を少しとウェストポーチだけで、シューズにシリコンの簡易スパイクを履かせて向かう。


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こんな感じの入り口。

多少登るがコースタイム20分くらいで山頂に着く、赤久縄山で最も簡単に山頂へ到達できるルート。


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15分くらいでスパッと山頂。

1組だけご夫婦がいた。



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下調べ通り、展望はあまりなし。

切れ間から御荷鉾山が見えるくらい、だが御荷鉾山がこの角度から綺麗に見えるポジションもなかなかないので、これはこれでいい景色だ。


で、一服して満足したらまた10分少々でサクッと下山。

荷造りして13:30くらいには嫁にこれから帰るよってなメールを送る。


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(復路 クリックで拡大)


おっかなびっくりで下りのダートをパスし、復路は途中の分岐から往路とは別ルートを取って甘楽・富岡方面へ降りる。

稲含山を登った時に通った県道46号線方面、道幅もあるし舗装もきれいなので下りも爽快。

朝3時間かけてじわじわ溜めこんだ位置エネルギーを、1時間足らずでバビューンと放出する。

空気圧低めにしてあるのでコーナーの食い付きもいい、めちゃくちゃ気持ちいい、下りはこっちのルートで正解。

つーか、この下りのためにロードバイクでもっかい来てもいいくらいである。


あっという間に道の駅・甘楽に到着、お土産を買って、ここから自宅は30km足らず、思ったより早く帰れそうだ。

ライドパートの限界を伸ばし、ダートも体験できた、今回もまずまずの成功。




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