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サイクルウェアとして買った物をちょくちょく山登りに転用したりしているんだけど。

ウィンドブレーカーはやたらベンチレーション穴が空いてて、色も真っ黄っ黄だし、シルエットもいかにもサイクリストって感じだしで使いづらい。

冬山ウェアもいくつかそろえたんだが、「念のためもう1枚持っておきたい」っていうくらいのチョロいウィンドブレーカーがワークマンで800円だったので買い足してみたら、山のみならず自転車でも今季意外な活躍を見せている。



全然高機能ではないが800円

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PY2013 リップストップジップアップウィンドブレーカー


見たまんまのハーフジップのウィンドブレーカーで、特筆すべき機能性は無い。

いや、あった。

ペロペロの一枚生地なので折りたたむと手の平サイズになる(トップ画像のとおり)。

くるくるーっとやって最後片方の袖口を裏返してまとめる、外袋とかはない、800円だし。

小さいので他の荷物を圧迫しないし、「とりあえず持っとくか、寒いかもだし」という時のハードルも低い、躊躇がまったくない。


それでいて、とりあえずしっかり防風してくれる、気温0℃帯のダウンヒルでもジップをしっかり上げれば寒風はシャットアウトされる。

もちろん、その下にそれなりの防寒装備をしている事が前提ではある。

ウィンドをブレークするだけの最低限のウィンドブレーカーは、当然ながら透湿性とかそういうのは誰も期待してないし、誰も触れようとしないし、オンラインショップにもTの字すら書いていないが。

だからこそインナー・ミドルレイヤーがしっかりしていれば800円とは思えない暖かさを返してくれる。


そのまま自転車で走ってると当たり前だけどかなり篭もるので、ジップを全開にするとそこそこベンチレーションにはなる。

さらに暑い時は袖口を引っ張り上げて、手首が完全に露出するくらいまくってしまう。

ゴムが伸びるのとか気にならない、800円だから、でも意外に伸びない。


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(ドローコードとかも当然ないのでパラコードで作って付けた)


自転車乗りも山登りにも共通しているのは、荷物が常にリスクであるという事、余計な物はなるべく持ちたくない。

これくらいコンパクトでそこそこリターンのある物で、しかも800円だから泥とか付いても全然気にならないし、ついつい「ま、これ持っとくか」って感じでバックポケットやザックに入れていってしまう。


そんでまんまと着て帰ってきたりするわけ。