【1】

2018-08-05 09.25.58


上毛電鉄・赤城駅を降りて、まずは国道122号線を北へ向かい日光入り、そして中禅寺湖を目指す。

始発で来たかいあって気温はまだ30℃を下回っている。

日光との標高差はだいたい6~700m、そこから中禅寺湖までは更に500mアップといったところだが、登れば登った分だけ時間も進み気温も上がる。

写真のいろは坂手前にあるファミリーマート前で気温は27℃、時刻は09:30頃。

結局ずっとそのくらいの気温の中を走り続けていた。



中禅寺湖までの65km

2018-08-05 07.43.42


時間は少し戻って赤城駅を出てまもなくの草木ダム。

「まもなく」とは言ってみたものの、わたらせ渓谷に入ってからずっと緩い登り。

この感じで数十kmに渡ってじわりじわりと勾配が続くのか、朝イチから、というのは地味にメンタルダメージが大きい。


2018-08-05 09.08.27


じわじわ登ること600m、赤城駅から45kmくらいで日足トンネル手前。

約3km続き、交通量も少なくないと聞いていたのでフロント・リアともしっかりライトを点灯させて突入する。

幸い時間も早かったおかげか(9時頃)それほど交通量が多くもなく、しかもトンネルは涼しい!

この日、この後も何度かトンネルを通過するが、安全性云々よりも涼しさがありがたかった。

覚えておいて頂きたい、最高気温39℃の日のトンネルはひと時の清涼剤。


2018-08-05 10.25.10


無事日光に入り、冒頭のコンビニで水を2L購入、暑い。

Wボトルを満タンにし、残りを頭からかぶる、キンッキンに冷えてやがる……!状態。

スッキリしたところでいろは坂に入り、一息で登りきってしまうつもりがヘバリでたまらず途中休憩を入れる。

気温と運動による発熱で、あっという間に頭から湯気が出るほど暑い。

おかしい、涼しくなりにきたのに全然暑いぞ。


2018-08-05 10.24.32


日光白根山群が見渡せる、空には雲が多めだが日射しはしっかり頭の上に降り注いでいる。

いくら気温が下がったところで、この快晴の遠赤外線グリルがどうにかならないと身がじりじり焼かれていくばかりだ。


2018-08-05 10.44.29


いろは坂を登りきり、明智第二トンネルで一瞬の涼タイムを堪能すると男体山のお出迎えで中禅寺湖のほとりに到着する。

ここまでで約65km、ひとまずは第一関門クリアといったところか。

にしても暑さがこれだけ堪えるとは、実質の獲得標高はまだ1000mちょっとなのに、これからすぐに金精峠まで登れる気がしない。


2018-08-05 10.59.22


中禅寺湖を臨んでのソフトクリーム休憩に入る。

手ぬぐいの赤が映える良コーデ、などと景色もほどほどに自分の自転車を眺めているうちに11時になってしまう。

予定では金精峠を越え、その先で昼食を取っての下り~帰宅、いつ飯にありつけるかわかったものではない。



ずっと足攣る寸前の金精峠20km

2018-08-05 11.52.39


中禅寺湖につながる湯滝、


2018-08-05 11.57.14


そして湯ノ湖。

思わず絶景に足を止め、写真におさめる。

ために自転車を降りたわけではない、この少し手前から大腿四頭筋がずっと攣る寸前なんである。

湯滝が見えたところで「これを口実に一回降りよう、ちょっとストレッチしよう」と誰への言い訳なんだかわからない理由でビンディングを外し、足を着いた瞬間に「あ、これダメだ」としばらくしゃがみこむ醜態。

腿が痙攣して立っていられない、恐るべし暑さ。

この頃にはもう前回お伝えしたように岩塩タブレットをフリスク感覚でジャラジャラ放り込み水をガブガブ投入して、「早く来い……早く効いて来い……ミネラル効いて来い……!!」と祈るようにペダルを回し、汗をボタボタ垂らしていた。


2018-08-05 12.25.31 (1)


ストレッチとマッサージで何とか抑えて更に進み、だいぶ空が近くなってきた峠目前でもう一度足着き。

一度攣りかけるとその後も癖になってしまう、結局この日は下り基調に入っても少しの登り返しがある度にひやひやさせられ続けることになった。

砂利敷きの退避スペースに腰を降ろし、BCAAゼリー投入。

頂上近いためか風も出てきた、ラストスパート。


2018-08-05 12.44.34


で、なんとか金精トンネル手前に到着。

実際の金精峠は、ここにある登山口から2kmほど登山道を登った先にあり、トレッキングスタイルの人も何人か見かけた。

しかし自転車にとってはとりあえずここが頂上、本日最大の関門を突破、さすがにここまで来ると空気の冷たさを感じるが、相対的に日射しの熱さもより感じられる。

一服した後、金精トンネルで涼を感じながら下りに入るわけだが……



下るほど上がるものってな~んだ?の帰宅100km

2018-08-05 13.22.55


トンネルを抜け快調に下り、丸沼高原で昼食の舞茸天ざるうどんにありつけた時には時刻は13時を回っていた。

今回、日光側から金精峠を越えるコースを選んだ理由はただ涼を求めて高地を目指したというだけではなく(それは失敗しているわけだし)、年内の参加を目論んでいるブルベへの布石でもあった。

群馬県内でのブルベを運営されているAJ群馬さん、これまでの200kmBRMで最も難易度が高いとされるのが「道の駅よしおか」をスタート&ゴールとして金精峠までぐるっと回ってくるこのコース。

これが越えられたら大抵の200kmBRMをこなす体力はあるだろう、とセルフ認定するための計画だった。


2018-08-05 15.08.37


にしても暑い、いや正確に言うと暑くなってきた。

ところどころ登り返しもあるが基本的に下り、昼食後ずっと2時間ほど下りなんだがまったく体力が回復する感じがしないのはどう考えても暑さのせいだ。

頂上の金精峠では20℃を割り込んでいた気温も、尾瀬・片品を抜けて沼田近くまで下ってくると30℃を上回るようになってくる。

往路の上毛電鉄ショートカットは暑さボーナスとして正解だったかもしれない、普段の7~8割のパフォーマンスしか出ていない気がする。

しかもずっと ↑ こんな感じなので、「まいっか」と1つ自販機を見逃したダメージが外気温と2000万パワーズ並のタッグ感で痛めつけてくる。


2018-08-05 15.16.15


登りで12~3km/hくらいまで落ちていたグロス平均速度を16km/hまで回復させたところで、人がいるんだかいないんだかわからない商店に自販機を見つける。

水を補給したかったがいろはすは売り切れ、コーラ500mlをぶちこんでボトルには爽健美茶を足し足し更に下る。

もう随分気温が上がった感じもしていたが、下るほど、平地に近くなるほど湿気をたっぷり含んだ空気が「もあっ」と頬を撫でてくる感覚は強くなる。

平地は、下界はこんなにも暑かったのか、今日。

バカか、平地民、しんどいだろ、腰も痛くなってきた、4~50kmで愚痴を垂れ流しながら下り下る。


2018-08-05 16.44.23


自宅まで20km地点、利根川CRに入る手前のローソンに到着したのは17時前。

夕方近いが日の長いこの季節、まだまだ昼間と変わらない暑さ、35℃以上は確実にある。

ここでラスト休憩として、後は走り慣れた20kmをてれてれ帰ろう。


2018-08-05 17.12.12


途中、道の駅よしおかを通過したのでいちおう1枚、ブルベゴール。

もう十数km走って帰宅したのは18時前くらいだった。

グロス平均は更に戻って17km/hくらい、認定ラインはしっかり超えられた。


でまあ、その後も実はなかなか大変で。

体にこもった熱はなかなか引かないし、腹は減っているのに箸は進まないし、暑さでの消耗がなかなか激しかった。

よく走行中に熱中症にならなかったものだ。

夕飯後、2時間くらい布団を敷いて横んなってクーラーの風に当たり、水を飲んでは汗をかくだけの邪魔な機械になっているといくらか楽になってきた。

いや危険よ、暑い日に180kmも乗るのはやめよう、みんなもやめような!



(終わり)


【1】




にほんブログ村 自転車ブログへ
ブログランキングもクリックお願いします!